StrangeArtのブログ

植物は太陽の陽に近づけるように成長し、重力に垂直になるように自らを曲げ、暑い夏も、寒い冬も耐え抜く。人間は、それほど強い存在ではないのかもしれない。

KENWOOD DPF-7002出品の巻き

ARCAMのrPACを購入したから、DACとして使っていたDPF-7002を出品してみた。どーもなかなかの物量投資型のDACでね、いきなりの値段が付いて驚いている。まさに拾う神あり。下手すりゃrPAC購入価格くらい、いっちまいそう。感謝だね。

 

こいつはDENONのDCD-S10Ⅲを購入してからしばらく出番がなかったのだが、驚いたのはDENONのDCDの方が駆動音が大きいのよね。CDの。DPF-7002はCDが回る音が物凄く小さいこと、このとき始めて知った。凄いよ、やるもんだねDPF-7002。

 

他にもCECのCD3800も音大きいし、さらにはマランツのBD8002あたりもうるさかった。S/N比だなんだって言う前にね、駆動音DPF-7002よろしく抑えたら?ってほんと思った。何倍もする定価の装置が負けてんだからさー。DCDなんて20kg近くあるんだよ?重さじゃないんだねーってほんと思った。

 

静かな音楽聴いていると邪魔でねー。TONY LEVIN の World Dialy のアルバム最後の曲とか聴いているとね。駆動音。萎えるんだわ。その点PCオーディオは良いね。パソコンはSSD化してファンレスであれば手元においておいてもほとんど駆動音がしない。Dynabook SSあたり最適。

 

DPF-7002の凄いところは、外部DACとして使えるってところ(よほど自信があったのか)と、マイナスゲインが出来たってところだな。当時なんの知識もなかったけど、マイナスゲインしてアンプでヴォリューム上げた方が明らかに滑らかな音だったんだよね。クリッピングが無くなるから、とかそんなことも知らなかったのに。

 

簡易的にHEGELのHD11と音を聴き比べると、DPF-7002は高解像度よりで少し平面的。前に出てくる感じで広がりがHD11に比べ感じられない。歯切れは良い感じ。HD11はワシの環境化では中低音が充実しててマイルドな音、なのに高解像度だからね。ナニと比べてもそういう結果になりやすいし、HD11がメインだから脳が最適化されちまっててね。他なかなか受け付けないんかも。

 

時間があったらrPACあたりとじっくり聞き比べてみたい。って、ゴールデンウイーク最終日に言う科白じゃねーな。