StrangeArtのブログ

植物は太陽の陽に近づけるように成長し、重力に垂直になるように自らを曲げ、暑い夏も、寒い冬も耐え抜く。人間は、それほど強い存在ではないのかもしれない。

原因不明のノイズ

昔、ノイズ、という映画があった。

 

ラヴクラフトの小説「闇に蠢くもの」に、ノイズ、という登場人物が居る。

 

そんなことはどうでも良い話だが、どうでもよくない話。

 

アーカムのrPACとHEGELのHD11の音を入念に聴き比べた後で、元の環境に戻してからなんかオーディオの音が悪い、悪いぞ、と思って色々調べてみると、なんか背後にザラザラとノイズがのっている事に気が付いた。

 

最初は再生したピアノの音の出だしが歪んでいる事に気が付いて、それを何度か繰り返し再生してみると、ザラっとした音が時折のることに気が付いた。

 

ん?なんだ?

 

最初のうちは軽く考えて、とりあえず全ての機器の電源を切って入れてみたら、問題なく鳴る感じ。違和感もないし歪みもノイズもない。

 

あれれ?一過性とか言うやつか?

 

なんだ、問題ないのか。USBやLANで機器いろいろ繋いだり切り離したりしたから、パソコン側でUSB周りがなんかオカシクなったんかなーと安堵しつつも、注意しつつ音楽を聴いてると、やっぱりなんかオカシイ。

 

オカシイぞ、とさっき歪みに気が付いた曲を再生させると、やっぱり出だしがびよ~んと歪んでいるし、ヴォリュームを上げてスピーカーの目の前に耳を当てると、背後にノイズがのっているのが分かる。

 

おぇ~。

 

なんですか?DACですか?アンプですか?誰ですか?

 

仕方が無いから、取り合えずさっきまで聴き比べてたrPACにDACを変えて音を出してみると、、、普通に綺麗に鳴ってくれるではないか。

 

さっきの件もあるし、何度も何度も再生させて、経過を見守るも、ノイズがのる気配もない。HD11に比べてやはり低音の量感が足りず音場が狭く平面的になるが、高音は良く出る。いわゆる高解像度系の音だ。

 

ってことはHEGEL、お前か?

 

熱でヤラれたか?(HEGELのHD11はDACにしては巨大なトロイダルトランスがあって、それの発熱はなかなかである。夏場は確実に熱源と化す。)

 

こいつはエレクトリで2年保証だからまだ保証期間内のはずだが、、、微妙にノイズのるとか言っても「正常です。」って返ってきそうだなオイ。

 

も一回確かめるべく、HEGELのHD11に戻して、念のためfoobar2000の設定をデフォルトに戻して(プレイリストもデフォになるんね。)同じような作業を繰り返してみる。

 

う~ん、疑心暗鬼で何度もスピーカーの前で同じ音ばかり聴いていると、、、耳が、、、耳が、、、。

 

でもさっき確かに聞こえたノイズは聞こえない。音の歪みも確認できない。

 

なんだ?幽霊か?

 

なんか配線弄ったときの接触不良だったのか?まぁ何れにしても、機器の破損とかの前兆とかじゃなきゃよいんだが、ぞっとする。