StrangeArtのブログ

植物は太陽の陽に近づけるように成長し、重力に垂直になるように自らを曲げ、暑い夏も、寒い冬も耐え抜く。人間は、それほど強い存在ではないのかもしれない。

ヘッドランプ バルブ交換を行いました

ついこの前、ディーラーでヘッドライトのタマ切れを変えて貰ったと思ったら、また切れた。2年くらいしかもってないんじゃ?

 

どーもキレやすいのは最近の子供達だけではないらしい。(それってば何年前の話だよ!)

 

で、またディーラーに持ち込もうかとも思ったが、この前幾らかかったんだろうと思って過去の明細を調べてみると、5000円くらいしてた。バルブ1個2000円+技術料2000円とか。

 

ものの数分の仕事にしては、高いな。会社ってのはそんなモンだ、というのはわからんでもないけど、会社 to 会社なら、文句は言わんが、会社 to 庶民となると、ちょっとこれは庶民的な感覚からハミ出してるよね。

 

ので、近所の店でテキトーに買ってきて、自分で交換することにした。こーゆー風に自分でやるDIYが流行ると、こーゆー仕事を生業にしてる連中の金回りが悪くなる。それも分かる。でも悪いね。

 

タマ交換に関しては、マニュアルを読めば出来なくはないくらい、ちゃんとマニュアルに書いてある。後期の307CCのロービームはH1と、ちゃんと記載してあるし。こんなんで、とかく忙しい輸入車ディーラーに仕事させるのもバカらしい。

 

で、早速最寄のバックスで購入。

 

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白過ぎるんは下品だからヤだし、青いのはケツが青そう(失礼遊ばせ!)だからヤだし、色温度は適度と思われる4000Kをチョイスした。それ以上になってくると「場合によっては車検通らないからそんときゃ純正品に交換しろ。」という注意書きが品物の裏に書いてあったりする。

 

まーこいつは車検適合、輸入車対応って書いてあるし、ちょうど3000円以内という予算内だったし、フィリップスだし。(ってか田舎のバックスの品揃え的にもう選択肢ないんだけどさ。)

 

そう考えると、こういう謳い文句ってのはすげーよ。メーカーのブランド名とか、影響力あるよね。考え方変えれば、なんか書いてあるだけで価値が出てくる。ホントかどーかはさておいて。

 

さてそんなことより・・・。

 

交換にあたり、まずはバッテリーのコードを外します。如何せん307CCのヘッドライト・バルブ交換では初めての作業やし、イチオウ、念のためです。ヤった後なら分かるけど、次からは多分外さないで作業するわ。

 

バッテリーを外すのはマイナスから、というのが原則らしい。でもこいつ(307CC)はプラス側が簡単に外れるようになっている。常識で考えれば、右手でプラスを触りながら、左手でフレーム=アースに触れば、DC12Vで右から左へ電流が流れて感電する。

 

AC100Vで感電なら何回かしたが(オイそれっては自慢することでは・・・)、DC12Vの感電はどんなもんかわからん。だが波打ってる交流波形のACより、一直線のDCの方が感電への影響は強い。感電などしないに越したことはない。

 

ま、そーゆーことで、プラスの端子をスデで触らなければ問題ない。軍手よかゴム手でしょうね。

 

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PULLってところをプルってやると、外れる。別にバチバチ音もならず、そのまま取れた。

 

電源=バッテリーがあって、+と-を繋がなければ、回路が構成されないから電流は流れない。だから浮かせてしまえば一安心。

 

ただ、この外したコードとマイナス側=フレーム金属間にキャパシタンスのようなものがあれば、充電している=内部に電源が別にあるってことになるから、キャパシタンスの量によっては危険といえば危険。

 

そんなのあるか知らんが。

 

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というわけで、取り外したるコードにゴム手袋をかけておく。(ましてDC12Vやしね。)しかしながら、なんてシュールな絵だよオイ!!

 

続いて、タマ交換。運転席側から。下の図。樹脂カバーがあるから、取り合えず樹脂カバーを外す。このクリップは最初どーやって外すのかよーわからんかったが、中央を細い棒で押すと、カコって取れた。

 

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下が取れた図。ちょうどウオッシャー液の白いパイプの左側がロービームのところの蓋だ。赤いところがキャップ。これをハズさんとアカンようだ。だがウオッシャー液がとにかく、邪魔。だからウオッシャー液も外す。

 

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外した図。丁寧な解説ぶりだが、あくまこれは記録であり、整備手帳ではない。あしからず。

 

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これでヘッドライト裏側のキャップが外れる。因みに捻りなどのロックはない。外すと黄色のコードと茶色のコードがコネクタでタマに繋がっているから、それを外す。ファストン端子のようだ。色を覚えておこう。黄色がプラスだったぞ、と。

 

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で、この後は針金の下側の部分を左右に動かして、爪から外せば、タマが取れた。台座の半欠けになっている部分も覚えておかないとイケナイ。

 

で、後は元に戻す作業。

 

バッテリーのコードをプラス側に繋ぐときに、多少バチバチ音が鳴った。でも激しい火花ではない。

 

助手席側のヘッドライトも交換。比較の図。

 

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あー確かにちょっと白い。でも思ったほどもでもない、でもこーゆー白いのは最初だけって話も聞いたことある。まぁ良い。白いこと=良いってわけではない。暗ければフォグもあるしね。

 

 

しかしこうやってみると、コードというコードが細くて不安になる。DC12Vという低い電圧では、55Wって4.5Aとかそれくらい流れるってことでしょ?こんな細いコードに4~5Aってあーた、と思うわけよ。しかも金属ってば熱持つと導電率が悪くなるわけだし。

 

まー良いや。30分もかからず終了。とりあえずディーラーに持ち込む手間よりは早い。そして両側交換してもおつりが来る。バッテリー外さずに慣れると数分で両側交換できるな、こりゃ。大した技術料だよホント。