StrangeArtのブログ

植物は太陽の陽に近づけるように成長し、重力に垂直になるように自らを曲げ、暑い夏も、寒い冬も耐え抜く。人間は、それほど強い存在ではないのかもしれない。

と、言うわけで、JAVS X-DDC Plus導入

まぁ、HEGELのHD11のUSBでノイズ問題が生じて以来、気になって仕方が無かったアシンクロナスのDDC。残業代である程度の余裕が生じたおかげでDDCを導入するに至る。

 

JAVSのX-DDC Plusですわ。オークションで購入。ちょっと突っ込みすぎた所為で相場より若干高くなったと思うが、新品を買うと考えればどうという事もない。

 

デカデカと液晶などの画面があるのは萎えるので、シンプルなものを探していた。他にもMusical Fidelity V-LINK 192とか、Stello U3、オーロラサウンドのHIFACETWO Proあたりを物色して、比較的安いJAVSに落ち着いた。韓国製。

 

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右側はサイズ比較のための ぱりんこ である。

 

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金色のコアキシャル端子の自己主張が強い。なんとなれば別電源を用意することが可能。DC9~12Vならバッテリーを使うって手もあるな。

 

早速中を開けてみようではないか。2mmのHEXビスで止められている。ビスはアルミ製で筐体もアルミ製のようだ。

 

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あっという間にご開帳。

 

XMOS!!が中心にデカデカと。共通基板なのだろう、不使用の箇所や使われてないピン端子が見受けらる。

 

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SUNTECと書かれてあるのはコアキシャルの出力用のパルス・トランスのようだ。絶縁を図っているようだ。知らんがー。因みにHEGELのHD11のコアキシャル入力にも絶縁用のパルストランスがある。パルストランス to パルストランスになるワケだ。

 

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写真に22.5792 24.576 と書かれたヘラベッタイ形のチップはクロック発信器のモヨウ。

 

さて。Windowsの専用ASIOドライバーをインストールし、HEGELのHD11に接続。USBをPCより2本生やしてfoobarのOutputを変えて何度か視聴。

 

視聴・・・視聴・・・・・。

 

5回ほど繰り返えしたが、なるほどなんだか一貫して違う感じが見受けられる。メリハリ感やスッキリ感がX-DDC Plus経由の方があると感じられる一方、HD11直USBの方が音の広がり感、言い換えればシャープネスさをマスクしたような柔らかさがあるように思える。音自体はX-DDC Plus経由の方が正確性が高いように思う。

 

まぁ、、、導入したばかりであるし自己暗示による印象操作、というのもあるだろう。そりゃ買った分良くなってもらわないと困るワケでー、そーゆー期待感を全く排除するのは今は難しかろう。

 

疑り深い人間でね。自分も信じることが出来んのでね。今後も続けて比較してみたい。

 

HD11はリモコンでプレイヤー側の操作をある程度行なえるのだが、こうやってPCから2本USBを生やしてHD11とX-DDC Plusに接続しておけば、X-DDC Plus経由で再生していても、HD11のリモコンが有効になるようだ。へーなるほど。

 

這うケーブルはさすがにすっきりさせたいものだが。